coffee西村 @松本市 「珈琲とチンチン電車」

ゆずぽ

2020年01月22日 06:36

BGM♬天気予報〜羊文学




松本市、coffee 西村 さんにおじゃま☆

松本駅前のバスターミナル裏手の雑居ビル2階にあるカフェ。
すぐ近くに週末行列の出来る洋食屋の”盛よし”さんがある。
華やかな印象とは対照的に表の看板がひっそりとその場所を示している。
こういう雰囲気。
個人的にとても好きなのである☆
この度モーニングコーヒーでおじゃましましたよ。





この感じ・・
映画のワンシーンを切り取ったかのような・・
階段を登っていくとさらに期待が膨らんで。





扉を開けるとそこは小スペースにテーブル席とカウンター席。
壁には今は無き「松本のチンチン電車」の写真が飾ってあります。



さらに棚には世の中にもう一台しかないという模型。



「松本のチンチン電車」の当時を知るオーナーさんは井上デパートでカフェを始めて今日まで珈琲ひと筋。
貴重な資料を保管してくださってます。

さて・・
カウンター席でメニューを眺める。





シンプルに珈琲中心。
ここは珈琲を楽しむ場所。
そんな潔さを感じとったら・・
決めました☆
2杯は飲もう!(^^)

コーヒーフロート☆



オーダーを聞いてから豆を挽くところから始まり、一杯ずつハンドトリップ。
アイスクリームは甘さ控えめ。
お好みで茶色の特製シロップをかけていただきます。
アイスコーヒーってこんなに香ったっけ?
香りの余韻も楽しめて。
すっきり基調の珈琲にアイスがよく合う。



バタートースト☆
ゆで卵付き。



あらかじめ少しだけ殻を割ってくれてあります。

2杯目のブレンド☆



これきっと長年の匠の技術。
なぜ美味しいのか?
だからきっと匠の技☆



大正13年から昭和39年まで運行していたチンチン電車。
珈琲をいただきながら抱いた疑問をマスターに尋ねてみた。
「なぜ、松本のチンチン電車は無くなってしまったのですか?」と・・

マスター・・
そこの写真を見てごらん。
その写真が物語ってる。



バスの交通網が発達したことで、チンチン電車は同じ道路を走るには厳しくなってしまったとのこと。





私はチンチン電車が共存できなかったのをとても残念に思う。
でも、そんな歴史もあった松本市をもっと知ってみたいとも感じた。

城下町の痕跡は至る所にあるのにチンチン電車の痕跡はないのだろうか?
ちょっと歩いてみたい気もした。



古い物がたくさん詰まったcoffee西村さん。



マスターの淹れる珈琲を気に入っているお客さんがたくさんここに集います。
旨い珈琲と松本の歴史に触れることが出来るカフェでした。

またお話聞かせてください。
珈琲とお話を楽しみにおじゃまします。
ごちそうさまでしたっ!

coffee西村さんは喫煙可です☆



今回はこちらの曲を聴きながら記事作成♬
天気予報/羊文学
https://youtu.be/s3JHrjR558U










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